コラム

2017.08.22

西院六斎 平成29年

平成29年8月22日(火曜日)午後7時から日照山高山寺にて西院六斎が奉納されました。
西大路四条は北東角のバス停前にあるお寺です。
阪急電車や京福電車の西院駅からすぐなので、アクセス至便です。
人通りは多いですが、門前には何ら案内が出ていませんし、提灯が下がっているでもないので、知る人ぞ知る感じ。

南の門(四条通沿い)から入って、左手の棟に上がります。靴はビニール袋に入れて持ち込みます。
奉納場所は、ご本尊のおられるお部屋の西側に続く、12畳程のお部屋です。
観客はその西と南の続きの間から鑑賞します。
20分位前までは人出がまばらでしたので、講の方は告知不足を心配しておられましたが、始まる前には満席になりました。
ちなみに、昔は門の外に一人立って、寄せ太鼓をずっと打ち鳴らして集客していたそうです。


四ツ太鼓

当日の奉納演目は、発願、万歳、さらし、四ツ太鼓、祇園囃子、獅子と蜘蛛、結願。
発願と結願は東の方(鉦の枠がある方)を向いて奉納されます。そちらのふすまの向こうにご本尊がおられるからです。
それ以外は南側(入り口の方)を向いて演じられます。


祇園囃子

この日の参加者は、17名程だったと思います。
揃いの浴衣に黄色のタスキを掛けていらっしゃいました。


獅子と蜘蛛

西院六斎は寛永年間に始まり、元禄期には月鉾の祇園囃子を取り入れたと伝える由緒ある講ですが、久しくその中心的活動と言える高山寺での奉納を休止していました。
10年程前には、春日神社境内で奉納されているのを見た記憶がありますが、それ以降は、神輿が忙しいから、という理由で結局続かなかったと聞いています。
とにかく、人がいないことには実施出来ないもので、度々の中断を挟みながらも、小学生に教えたりなどして地道に辛抱強く六斎の火をともし続けられ、今日こうして奉納を務められたことは、大変めでたく、また喜ばしく存じます。

トラックバック

トラックバックURL:

コメント

コメントフォーム

(不適切なコメントを防止するため、掲載前に管理者が内容を確認しています。
適切なコメントと判断した場合コメントは直ちに表示されますので、再度コメントを投稿する必要はありません。)

ページの先頭へ